ベネチア散策
3日目の朝は徒歩でホテルを出発。ベネチア市内を散策しました。
ベネチアの町は車の乗り入れができないそうで、移動は徒歩か水上バスがメインだそうです。
ホテルから5分程歩くとサン・マルコ広場に到着。
18世紀に侵攻してきたナポレオンが「世界一美しい広場」と絶賛したそうです。
正面に見えるのがサン・マルコ寺院で、商人によって運ばれた聖マルコの聖遺骸を安置するために建設されたそうです。イスラムのモスクを思わせるようなビザンティン様式の円形ドームが特徴だそうです。
右手に見える塔が大鐘楼で、16世紀初頭に見張り台と灯台として建設され、高さは約100mあるそうです。
そう言えばこの時散歩中の秋田犬を見かけたのですが、異国の地で見る日本犬は何とも不思議な感じがしました。笑
広場を囲む建物も石造りで趣があります。
10年前に来たときは、この建物の一角にある世界最古のカフェと言われているカフェ・フローリアンに入りました。
添乗員さんからサン・マルコ広場には名物の「ハトおじさん」がいるという話を聞いておりましたが、3本立っている赤い柱の一番右の根元に偶然写り込んでいました。笑
彼は旅行者に「ハトに餌をあげない?」と近づき、ハトの餌にしては高めの金額を要求してくる上、餌を持った途端に不衛生なハトが大量にまとわりつくので、かかわらないほうがいいとのことでした。
右側に見切れている、十字のマークの下に細い柱がある建物はドゥカーレ宮。
ヴェネツィア共和国の政治の中枢があった建物で、最高指揮官である総督の住まいとしても使われていたそうです。ドゥカーレ宮には入ることができたので、後程詳しく紹介します。
ドゥカーレ宮側から見た大鐘楼。
対岸にはサン・ジョルジョ・マッジョーレ島が見えます。
ベネチアはラグーナ(潟)の中に100を超える島々が点在し、その間を150の運河が巡り、400もの橋が架かっているそうです。
港町なので結構カモメがいるのですが、意外と凶暴とのことで、サンドイッチなんかを持っているとかっさらって行くそうです。笑