shibaloooverの日記

2018年2月15日(木)~2018年2月22日(木)のイタリア旅行の思い出を綴ります。

ゴンドラ遊覧

ベネチアと言えばゴンドラ遊覧。今回も、10年前に来たときも乗りました。

今回は歌とアコーディオンの演奏付きでした。

添乗員さんから、「イタリア人は反応があるのと無いのとではかなり対応が変わるので、皆さん反応してあげてくださいね~」とのお話が。笑

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ゴンドラの船体は左右非対称になっており、ゴンドリエーレ(ゴンドラを漕ぐ人)が乗るとちょうど良いバランスになるように作られているそうです。

狭い路地では家の壁を蹴って方向を修正したりと、操縦は手馴れた感じでした。

しばらくすると奥のゴンドラの黒い服の方が歌い出したのですが、ものすごい声量でした。

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ベネチアではこのような小船で物資やごみを運ぶそうです。

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モーツアルトが滞在した家の前を通りました。

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大運河沿いの建物。窓の装飾が凝っていて素敵でした。

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大運河のシンボルとなっているリアルト橋。全長は48mで、13世紀に架けられた大運河で最初の橋だそうです。

f:id:shibalooover:20180319203810j:plain007のカジノ・ロワイヤルのラストシーンを思い出しました。

25分程の素敵な遊覧でした♪

ベネチア散策

3日目の朝は徒歩でホテルを出発。ベネチア市内を散策しました。

ベネチアの町は車の乗り入れができないそうで、移動は徒歩か水上バスがメインだそうです。

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ホテルから5分程歩くとサン・マルコ広場に到着。f:id:shibalooover:20180318172630j:plain

18世紀に侵攻してきたナポレオンが「世界一美しい広場」と絶賛したそうです。

正面に見えるのがサン・マルコ寺院で、商人によって運ばれた聖マルコの聖遺骸を安置するために建設されたそうです。イスラムのモスクを思わせるようなビザンティン様式の円形ドームが特徴だそうです。

右手に見える塔が大鐘楼で、16世紀初頭に見張り台と灯台として建設され、高さは約100mあるそうです。

そう言えばこの時散歩中の秋田犬を見かけたのですが、異国の地で見る日本犬は何とも不思議な感じがしました。笑f:id:shibalooover:20180318155552j:plain

広場を囲む建物も石造りで趣があります。

10年前に来たときは、この建物の一角にある世界最古のカフェと言われているカフェ・フローリアンに入りました。

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添乗員さんからサン・マルコ広場には名物の「ハトおじさん」がいるという話を聞いておりましたが、3本立っている赤い柱の一番右の根元に偶然写り込んでいました。笑

彼は旅行者に「ハトに餌をあげない?」と近づき、ハトの餌にしては高めの金額を要求してくる上、餌を持った途端に不衛生なハトが大量にまとわりつくので、かかわらないほうがいいとのことでした。

右側に見切れている、十字のマークの下に細い柱がある建物はドゥカーレ宮。

ヴェネツィア共和国の政治の中枢があった建物で、最高指揮官である総督の住まいとしても使われていたそうです。ドゥカーレ宮には入ることができたので、後程詳しく紹介します。

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ドゥカーレ宮側から見た大鐘楼。f:id:shibalooover:20180318160826j:plain

対岸にはサン・ジョルジョ・マッジョーレ島が見えます。

ベネチアはラグーナ(潟)の中に100を超える島々が点在し、その間を150の運河が巡り、400もの橋が架かっているそうです。

港町なので結構カモメがいるのですが、意外と凶暴とのことで、サンドイッチなんかを持っているとかっさらって行くそうです。笑

ボンベッキアーティ

今回のツアーではベネチア本島に泊まりました。

添乗員さんが何回も「皆さんはベネチア本島に泊まれるんですよ~!!」と言っていたのが印象的で、最初その意味がよく分からなかったのですが、500年程前にベネチアが人工島として作られた当初は宿泊用の建物が無く、現在ホテルとして使っているものは会議室として使っていた建物などを改装したものだそうで、宿泊施設の絶対数が少ないからとのことでした。

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ホテルの入り口。

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ホテルの外観。

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ガラスの町らしく、ロビーには素敵なガラスのシャンデリアが。f:id:shibalooover:20180315222232j:plain

ホテルのエレベーターが狭い狭い。大人3人でキツキツでした。

なぜかこのエレベーターは押した階を素通りして最上階まで行き、そこから押した階に戻るという動きをしていました。

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ツインのお部屋はこんな感じ。

今見て気づきましたが電話が2台あったんですね。

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シャワールームはこんな感じでした。

上の黒いところから出ているひもは「絶対に引かないでください」と言われました。泊まったホテル全てに付いていましたが、何かあった時の緊急連絡用だそうです。

向こうは背が高い人が多いせいか、シャワーヘッドの位置が高い高い。背伸びしてやっと届きました。

実はこの時シャワーと蛇口の切り替え方がどうしても分からず、シャワーが出せないということでホテルの方に来てもらいましたが(添乗員さんは手が離せないとのことだったので)、蛇口の真ん中にあるつまみを押し引きするだけで切り替えができました。こんなんで呼ぶなよ日本人と思われたかな。泣

後で写真を載せていきますが、トイレの流すボタン、シャワーと蛇口の切り替えは本当に分かりにくかったです。

翌朝はお礼の意味もこめてチップを少し多めに置いていきました。

夕暮れのベネチア

ミラノを出発し、夕方にはベネチアに到着。

ベネチアは町全体が世界遺産に登録されているそうです。

夕食まで自由時間だったため、散策しました。

夕暮れ時のサン・マルコ広場

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青い空の色とライトの灯りがなんとも幻想的でした。

夕食は「アンティコ・ピニョーロ」というレストランでイカ墨のパスタ、エビのグリル、ケーキを食べました。この辺りはまだ旅の前半で、写真を撮るのをちょいちょい忘れてしまっています。

水の都と言うだけあって、海鮮の食材が多かったです。エビのグリルが美味しかったなぁ。

ミラノ風カツレツ

ミラノで食べた昼食。

最初にリゾットが出てきましたが、撮り忘れてしまいました。黄色いリゾットで、米とチーズのみのシンプルなものでした。米がちょっと硬かったです。イタリアでは、米もパンも硬めが好まれるとのことでした。

2品目がこちらのミラノ風カツレツ。ミラノの郷土料理だそうです。

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薄く叩いた仔牛肉をさくっと揚げたカツレツだそうですが、油っこくなく、ちょうど良い塩加減で美味しかったです。日本人好みだと思います。ただ量が多い…。

イタリアのレストランはコースが前提となっており、パスタorリゾット⇒肉or魚などのメイン⇒デザート⇒飲み物(エスプレッソやマキアートなど)となっているため、メインを食べる前にリゾットやパスタを食べる必要があるのが、小食の私には少しきつかったです。もちろん残して全然OKとのことでしたが、何だか気が引けました…。

アーケード~ドゥオーモ

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オシャレなショップが立ち並ぶアーケード街を抜けると…

ミラノと言えばこれ!!

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ドゥオーモ!!

奥に写っている人の大きさと対比して、どれだけ大きいか分かるでしょうか。イタリア最大のゴシック教会だそうです。

別の角度からもう一枚。

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1386年にミラノ公国の領主だったジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティの命により、聖母マリアに捧げるために建設が始まったそうですが、度重なる戦争のために何度も建設が中断し、イタリアに侵攻してきたナポレオンの命により1813年にようやく完成したそうです。

当初はドゥオーモの内部まで見れる予定でしたが、宗教行事開催のため入場不可となり、見ることができませんでした。残念。